どもども、映画好きのジョーです。
今回は、映画『ある少年の告白』についてご紹介してまいります。
この記事でわかることとしては、以下のポイントです。
この記事でわかること
- 映画『ある少年の告白』あらすじ紹介
- 映画『ある少年の告白』ネタバレ・結末について
- 映画『ある少年の告白』の原作について
LGBTの矯正プログラムについて社会問題として投げ掛けている作品ですね。
ちなみに、2019年4月公開の映画のおすすめ(洋画)は以下でもご紹介しています。

今回は、「映画『ある少年の告白』実話が原作のあらすじ・ネタバレ結末を紹介!」と題してご紹介してまいります。
それでは、さっそくみていきましょう!
関連記事:映画『ある少年の告白』あらすじとフル動画を無料で視聴する方法とみどころを紹介します!
もくじ
映画『ある少年の告白』あらすじ紹介(ネタバレなし)
ここから、映画『ある少年の告白』のあらすじについてご紹介してまいります(ここでは、ネタバレ結末はありませんので、ご安心ください)

母が運転する車に乗り込み、ジャレッドは施設へと向かう。「治療内容はすべて内密にすること」細かな禁止事項が読み上げられ、部屋へと案内される。白シャツの同じ服装の若者たちが弧を描くように椅子に腰を下ろしている。
「救済プログラムにようこそ!」12日間のプログラムが始まった 。
19歳の青年ジャレッド母ナンシーの車で送られ、同性愛矯正プログラムを行う施設に入ります。
彼は大学の寮で友人にレイプされそうになり、そして、自分も同性愛者ではないかと両親に打ち明けるのでした。動揺した両親は、その事実を受け入れられず、息子を同性愛矯正プログラムに入れると決意したのです。
父は「今のお前を認めることはできない。心の底から変わりたいと思うか?」とジャレッドに問います。そして、悲しげな表情の母を見て、ジャレッドは「はい」と答えたのでした。
受付で携帯や日記などを全て預け、母と別れたジャレッド。施設にはジャレッドと同年代の若者たちが集まっていました。
他の青年たちと同様の白い服に着替えたジャレッドと若者たちに、セラピストのヴィクターは説教をします。
ヴィクターは自分も同性愛者であったと言い、そして、このプログラムによって治ったといいます。
彼はなぜ自分がゲイであると思うようになったのか、自身の記憶を振り返ります。
こうしてジャレッドの矯正プログラムが始まったのでした。
関連記事:映画『ある少年の告白』あらすじとフル動画を無料で視聴する方法とみどころを紹介します!
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映画『ある少年の告白』作品情報&予告編動画
こちらでは映画『ある少年の告白』の作品情報についてご紹介してまいります。
映画『ある少年の告白』の作品情報
- 映画『ある少年の告白』
- 公開日:2019年4月19日
- 出演:ルーカス・ヘッジズ、ニコール・キッドマン、ラッセル・クロウ
- 監督:ジョエル・エドガートン
- 脚本:ジョエル・エドガートン
- 原作:ガラルド・コンリー『Boy Erased: A Memoir』
- 上映時間:115分
- 公式サイト:http://www.boy-erased.jp/
映画『ある少年の告白』の予告動画の紹介
こちらでは、映画『ある少年の告白』の予告動画を紹介しています。
映画『ある少年の告白』のあらすじネタバレ・結末
こちらから、映画『ある少年の告白』の結末(ネタバレ)をご紹介しています。
ネタバレをご希望でない人は、ご注意ください。

参加者の一人キャメロンも必死に矯正プログラムに取り組もうとします。
しかし、それがなかなかできずにヴィクターに罵られるのでした。
キャメロンがヴィクターに叱咤された翌日、施設は物々しい空気に包まれていました。なんと、職員たちはキャメロンのための偽の葬儀を執っていたのです。そこに、彼の家族も集まっていたのですた。
ヴィクターは家族に聖書でキャメロンを叩くように頼みます。それは、キャメロンの中に存在する悪魔を追い払う行為であると話すのでした。家族は泣き叫ぶキャメロンを聖書で叩きます。ジャレッドは耐え消えれずにその場を飛び出しました。
自分も問題視されたジャレットは、携帯を取り返して母に連絡。そして、駆け付けた母と施設を去るのでした。しかし、父のマーシャルは施設に残るよう言いました。ですが、ジャレッドは施設に戻ることはありませんでした。
それから程なくして、警察が家に訪ねてきました。それはキャメロンが自死したという知らせだったのです。
その後、四年。ジャレッドはニューヨークに住み、彼が経験した“セラピー”についての記事を執筆しています。
ジャレッドは実家に戻り、父に自分の記事を読んでもらおうとやってきました。そして、ふたりは和解をしていくのでした。
原作者のガラルド・コンリーは現在ニューヨークで暮らしていて、アメリカの30以上の州がこの”変換セラピー”が合法であると考えられている、というクレジットが流れます。
映画『ある少年の告白』は原作者ガラルド・コンリー自身が経験した実話
原作者のガラルド・コンリーは19歳の時にこのプログラムを受けています。
そして、10年後に原作となる『Boy Erased: A Memoir of Identity, Faith, and Family(消された少年:アイデンティティと信仰、家族の回想)』を出版し、ニューヨークタイムズのベストセラーとなりました。
コンリーはLGBTを題材にした文学賞のラムダ文学賞にノミネート。
コンリーは活動家として学校や施設に登壇、また、TEDで矯正治療の実態を告白するなど、国内外で廃止を支援している。
ポッドキャストを配信やインタビューなどを通して、自分の受けてきた矯正治療の歴史を明かしています。
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まとめ:映画『ある少年の告白』みどころ
いかがでしたでしょうか。
今回は、映画『ある少年の告白』についてご紹介してまいりました。
みどころとしては、以下ですね。
映画『ある少年の告白』のみどころ
- 自分の本当の姿を両親が受け入れられずに葛藤する家族のそれぞれの気持ち
- どのようにして同性愛の矯正プログラムが行われているのか
- 最後に家族と向き合う、息子と父親のシーン
最近では日本国内でもLBGTを発表したりする人もいますが、まだまだ、受け入れられるような感覚を持っている人は少ないでしょうね。
このような作品が話題作としてではなく、通常のシチュエーションとして取り入れられる時代が早く来ることを期待したいと思います。
個人の時代、そして、多様性の時代はもうやってきていますからね。
今回は、「映画『ある少年の告白』実話が原作のあらすじ・ネタバレ結末を紹介!」と題してご紹介してまいりました。
それでは、今回はこの辺で。
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