どもども、映画好きのジョーです。
今回は、2019年春に上映公開される『実話をもとにした映画【洋画編】』と題してご紹介してまいります。
この記事でわかることとしては、以下のポイントです。
この記事でわかること
- 2019年春に公開される『実話をもとにした映画』
それでは、さっそくみていきましょう!
もくじ
2019年春公開:実話をもとにした映画【洋画編】
ここでは、2019年の春に公開される『実話をもとにした映画【洋画編】をご紹介してまいります。
実話から作品となった映画から伝わるメッセージはどれも強いインパクトを残しますので、ぜひ作品選びの参考にしてもらえたらと思います。
グリーンブック
2019年のアカデミー賞受賞作としても話題を集めている映画ですね。
映画の脚本を手がけたニック・バレロンガさんのお父さんが実はこの物語に出てくる「トニー・リップ」であるということも話題となっています。
そんなトニー・リップ氏とドン・シャーリー氏の2人の旅を映画化したロードムービー。
アメリカの人種差別に切り込んだヒューマンドラマです。

運び屋
クリント・イーストウッドが監督と主演を務めた作品ですね。
レオ・シャープという1人の老人が麻薬の運び屋として逮捕された実話をもとにして製作された映画ですね。
当時で87歳という高齢の運び屋を、90歳のクリント・イーストウッドが演じています。
運命が紙一重で変わってしまう数奇な人の人生。
日々の一瞬一瞬の決断の重さを考えさせられる作品です。

ウトヤ島、7月22日
2011年の7月22日にノルウェーで起こった実際のテロ事件を題材にした本作品。
役90分の作品のうち、72分間がノンストップ収められている作品ですね。
その72分間は実際のテロリストから逃れながら、離れ離れになった妹を探すというなんとも緊張感の溢れる映画。
実際の生存者に話を聞きながら作られた映画でもあり、胸に刻んでおきたい内容です。

ふたりの女王 メアリーとエリザベス
16世紀のイングランド女王とスコットランドの女王を描いた本作品。
実際にこのふたりの女王がどのように意識しあっていたかは定かではありませんが、緊迫した雰囲気を漂わせている作品になっていますね。
イギリスは王位継承が長年続いているということで、日本とも共通する部分は多いです。
また、世界的にも天皇制とよく比較されたりもしますね。
そんなイギリスの王位に関する歴史を学べる作品です。
ぜひ、ご覧ください。

ビリーブ 未来への大逆転
ルース・ギンズバーグという女性の弁護士、そして最高裁判事の実話を元にした作品です。
1950年代に弁護士になったルースには弁護士として活躍できる場がなく、学校で教鞭をとりつつも自身が活躍できる仕事のチャンスを伺っていたことがこの映画を観るとわかりますね。
そんな彼女が女性差別と戦いながら勝利を勝ち取っていくサクセスストーリー。
いかにして彼女は大逆転を収めたのか、人生の粘り強さについて教えてくれる作品でもあります。

ビューティフル・ボーイ
いい子として育った学生がドラックに依存していってしまい、自己嫌悪に陥ってしまう青年を献身的に支えていく親子の物語です。
人は誰でも、どんな時も、何度でもやり直すことができるというメッセージを強く込めたラストシーン。
父デヴィッド・息子ニックがそ書いた2冊のノンフィクションベストセラーを原作とした実話に基づいた映画です。
実際のニックはその後、アメリカのテレビドラマシリーズの脚本などを手がけて今も活躍されていらっしゃいます。

リヴァプール 最後の恋
1981年に乳がんで57歳で亡くなったオスカー女優、グロリア・グレアムさんの人生を、ピーター・ターナー氏が回顧録として書き起こした本の映像化。
プライベートでも4度の結婚と4人のお子さんをお持ちの女優さんが、リヴァプールの若手俳優と恋をする物語ですね。

ブラック・クランズマン
白人至上主義組織の「KKK」に、黒人刑事と白人刑事の2人1役を演じて潜入捜査を行う物語。
アカデミー賞にノミネートされ、脚色賞を受賞したこの作品も、黒人差別に向き合ったコミカルなエンタテインメント作品となっています。
実際に潜入捜査を行った刑事の実話を元にした映画です。

ある少年の告白
同性愛者であると告白した少年が、矯正プログラムに参加させられ、強要をしいられる実態について暴露した本作品。
原作者のガラルド・コンリー本人は、今も活動家として学校やTEDなどでも矯正プログラムの問題に対して社会的に発信を行っています。
しかし、アメリカではまだ30の州がこの”変換セラピー”と呼ばれる矯正プログラムは合法であるとしてます。
現代のLGBTへの捉え方に一石を投じる問題作ですね。

バイス
アメリカの副大統領だったディック・チェイニーを描いた映画です。
2001年9月11日以降の、テロ対策、アフガン戦争、イラク侵略などの強行作戦など、実権を握って指揮していたと言われるディックがどのようにそれらを行ったかが、よく描かれている作品ですね。
アダム・マッケイ監督がとてもコミカルにその点を表現していて、作品としても楽しめます。

まとめ:2019年春に公開される実話をもとにした映画作品のみどころ
いかがでしたでしょうか。
今回のみどころとしては以下ですね。
黒人差別、女性差別、LGBT、麻薬、テロなど、国際社会の問題を多く取り上げた作品がやはり実話をもとにした作品が多いですね。
それらに切り込んでいっている監督や原作者、そしてキャスト人の思いと演技、作風なども多種多様ですので、ぜひそれらの違いも楽しんでもらえたらと思います。
それでは、今回はこの辺で。