どもども、映画好きのジョーです。
今回は、映画『キセキ -あの日のソビト-』のご紹介をしていきます。
有名なバンド、GReeeeNの誕生秘話となる映画です。
この記事でわかることは、以下のことですね。
この記事でわかること
- 映画『キセキ -あの日のソビト-』のあらすじ・感想
- 主人であるJINという人物
- 実は監督は超名作作品の助監督歴がすごい
長く映画ファンをしてきた人にとっても、新たな発見があると思います。
今回は、GReeeeNの誕生秘話ということですが、GReeeeNの楽曲を映画化するプロジェクト第2弾も2019年に公開されています。

ぜひ、こちらもチェックしてみてください。
今回は、「映画『キセキ-あの日のソビト-』あらすじ感想と監督実績がすごい話」と題してご紹介してまいります。
それでは、さっそくみていきましょう!!
もくじ
映画『キセキ -あの日のソビト-』作品情報
- 映画『キセキ -あの日のソビト-』
- 公開日:2017年1月28日
- 出演:松坂桃李、菅田将暉、忽那汐里、平祐奈、横浜流星、成田凌、杉野遥亮、早織、奥野瑛太、野間口徹、麻生祐未、小林薫
- 監督:兼重淳
- 脚本:斉藤ひろし
- 音楽:GReeeeN
- 上映時間:111分
映画『キセキ -あの日のソビト-』あらすじ・ネタバレあり

主人公のジンが所属するメタルバンド『ハイスピード』が、観客と乱闘を始めるというショッキングなシーンからこの映画は始まります。
熱狂したファンがステージに次々と上がり、ジンは歌いながらも殴りかかっていきます。そんな騒ぎを耳にしたのか、厳格な父・誠一にばれ、ジンは叱られます。
ジンの弟・ヒデは、医者である父親を尊敬して、自分ももた医者になろうと医学部の受験勉強に励んでいました。しかしこの年、ヒデは受験に失敗し、浪人生活を始めることになります。
予備校に通い始めたヒデは、ナビと親しくなっていきます。また、趣味で聞いていた音楽をきっかけに、ショップの女性店員・理香とも親しくなりました。
そんな中、兄のジンにもCDデビューの話がやってきます。ライブを観に来ていたCD制作会社のディレクター売野の目に止まったのです。
しかし、プロとして売れるCDを世に出したい売野の意見はとても厳しいものでした。ジンは自分たちの音楽が「自己満足」であるということを指摘され、ジンや他のバンドのメンバーも、「何のために音楽をしているのかがわからなくなる」事態に陥っていきます。
そして、いよいよメンバーの脱退が起こります。ジンはどうすれば良いのか、悩む日々を過ごしていました。
その頃、弟のヒデは、模擬試験の結果に苛まれていました。医学部への道は未だに厳しい状況でした。
たまたまナビが歯学部を志望していると聞き、歯学部志望に変えることを母の珠美に相談しました。すると、珠美はそれを前向きに喜びます。また、父の誠一にもその旨を報告しましたが、反対もされず、ヒデは歯学部を目指すのでした。
次の受験で、ヒデは歯学部に合格しました。入学した歯学部で、ヒデとナビはクニとソウに出会います。4人は音楽の話で盛り上がります。
ヒデはしまっていたギターを取り出し、やがて『声』という曲を作ります。ヒデはそれを兄のジンに持っていき、楽曲のアレンジを頼みました。弟のデモを聞いたジンは、その才能を買い音楽ディレクターの売野に持っていき、CD化の話を具体化させようとしました。
ジンにアレンジしてもらった『声』を目玉に、ヒデたちは「グリーンボーイズ」としてライブを行います。

ライブを見に来た理香は、ヒデに「趣味で終わらせるつもり?」と尋ねられます。しかし、ヒデは歯科医になる夢を持ち続けていました。ですので、ヒデはジンが持って来たCD化の話を一度は断ります。しかし、やっぱりやりたいと兄のジンに頭を下げました。それから兄のジンの部屋で、曲づくりが始まります。
さすがに父の誠一にバレてはまずいとジンもヒデも考え、顔出ししない形でデビューをすることになりました。ロゴマークは、歯科医を目指す4人がメンバーという意味も込められています。
しかし、音楽に熱中するあまり、ヒデは留年しそうになります。歯科医師を目指しながらも、音楽への情熱も膨らんでいきます。そんんな迷いの中ヒデは音楽を辞めようか理香に相談するのですが、「何がしたいの?」と、今度は理香とも喧嘩になります。また、兄のジンとも言い争いになります。
考えたヒデは、兄のジンに音楽を続けたいと言います。
それを聞いたジンは、父・誠一の病院を尋ね、弟の音楽活動を認めてくれるよう訴えます。
そして新曲『キセキ』が発表されます。あっという間に人気が出た『キセキ』はオリコンで1位を獲得。
ヒデは改めて父の誠一に「音楽をさせて下さい」と願い出るのでした。。。
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映画『キセキ -あの日のソビト-』感想として。
僕自身も、過去には自分で作詞作曲をしてバンドなんぞやっていたみですので、共感する部分というのはとてもたくさんありました。
テーマは兄弟、親子の絆という点に重きがおかれているようにも感じますね。
クリエイター目線で見ると、もっと作品を生み出すときの苦悩や努力のシーンなども観たかったという気持ちもありますね。
少し思ったのが、この映画のように、何かの職業をしながら、別のことでも有名になる人など、これからももっと増えて行くような気がします。
見方によっては、歯科医師の副業としてGReeeeNをやっているような。
自分自身の人生ですから、一つのことに縛られず、様々なことにチャレンジできる環境や文化へともっと広がって行くと良いのになと思いましたね。
映画『キセキ -あの日のソビト-』の主人公「JIN」とは
松坂桃李さんが今回はJIN役を演じていますね。
実在するJIN氏は、GReeeeNをはじめ、100組以上のバンドやアーティストの楽曲を手がけているプロデューサーです。
自身でもボーカリストを務めたり、ギタリストとしての活動を行なっていることもあったようです。
ゆずとの共同作曲や、数多くのインディーズバンドの作品を、プロデューサーやエンジニアとしても関わって来ている敏腕音楽プロデューサーだったんですね。
実はもっと多くの人が彼の楽曲を耳にしているんだと思います。
・・・それにしても、100組以上関わってるって、すごい。
どんだけ曲作ってるんだろ??
そんなJINさんを演じている松坂桃李さんについても、以下の記事で紹介していますので、よければご覧ください。

映画『キセキ -あの日のソビト-』の監督も助監督歴がハンパない。
今回メガホンを取ったのは兼重淳監督。
このかた、ご自身の監督作品はこの映画『キセキ -あの日のソビト-』が四作目。
ですが、実は助監督をして来た映画の本数がかなりすごいことになってます。
『激走アートトラッカー伝説』(1991年)
『波の数だけ抱きしめて』(1991年)
『7人のおたく』(1992年)
『国会へ行こう』(1993年)
『ゴジラvsメカゴジラ』(1993年)
『ゴジラvsスペースゴジラ』(1994年)
『ヤマトタケル』(1994年)
『トラブルシューター』(1995年)
『ゴジラvsデストロイア』(1995年)
『モスラ』(1996年)
『モスラ2 海底の大決戦』(1997年)
『緑の街』(1997年)
『地雷を踏んだらサヨウナラ』(1999年)
『LOVE/JUICE』(2000年)
『ボクの、おじさん THE CROSSING』(2000年)
『五条冷戦記』(2000年)
『party7』(2000年)
『Hush!』(2001年)
『冷静と情熱のあいだ』(2001年)
『Mr.ルーキー』(2002年)
『ゴジラ×メカゴジラ』(2002年)
『Short Films』(2003年)
『赤い月』(2004年)
『SURVIVE style5+』(2004年)
『MAIL』(2004年)
『風音』(2004年)
『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年)
『戦国自衛隊1549』(2005年)
『タッチ』(2005年)
『チェケラッチョ!!』(2006年)
『ラフ』(2006年)
『眉山』(2006年)
『スマイル〜聖夜の奇跡〜』(2007年)
『男たちの詩』(スパゲッティナポリタン)(2008年)
『ぐるりのこと。』(2008年)
『デトロイト・メタル・シティ』(2008年)
『歩いても歩いても』(2008年)
『ゼロの焦点』(2009年)
『レオニー LEONIE』(2010年)
『宇宙で1番ワガママな星』(2010年)
『ダーリンは外国人』(2010年)
『大奥』(2010年)
『奇跡』(2011年)
『アンダルシア 女神の報復』(2011年)
『GIRL』(2012年)
『そして父になる』(2013年)
『夢と狂気の王国』(2013年)
『銀の匙 Silver Spoon』(2014年)
『ホットロード』(2014年)
『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』(2014年)
『海街diary』(2015年)
『海よりもまだ深く』(2016年)
(出典:Wikipediaより)
ね、すごいですよね。
個人的には90年代のゴジラシリーズも気になりますが、日本を代表する映画監督となった是枝和幸監督作品にも多く助監督として関わっているんですね。
きっと、誰もが欲しがる右腕的な存在の監督なんだと推察しています。
今回の作品をきっかけに、もっと新しい作品を手がけてもらいたいですね。
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映画『キセキ -あの日のソビト-』のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、映画『キセキ -あの日のソビト-』についてご紹介してまいりました。
まとめると、以下ですね。
映画『キセキ -あの日のソビト-』のまとめ
- GReeeeNは副業なのかという疑問(笑)
- 実兄のJINは名プロデューサーとして今も活躍中
- 監督の助監督歴がハンパなく素晴らしい
生み出す人は、やっぱり圧倒的な量をこなしているんですよね。
調べてみて、とても良い刺激になりました。
ぜひ、そんなところも頭に入れて映画『キセキ -あの日のソビト-』を観てみてはいかがでしょうか。
それではまた次回。