どもども、映画好きのジョーです。
今回は、映画『こどもしょくどう』についてご紹介してまいります。
この記事でわかることとしては、以下のポイントです。
この記事でわかること
- 映画『こどもしょくどう』のあらすじ(ネタバレなし)
- 映画『こどもしょくどう』キャスト紹介
- 映画『こどもしょくどう』制作スタッフ紹介
映画のタイトルは『こどもしょくどう』といいますが、実は大人に投げかけられている、今の日本が抱える社会問題じゃないかなと思います。
あまりニュースなどでは取り上げられませんが、目を背けて欲しくないので、そんな気持ちも込めて、ご紹介してまいります。
それでは、さっそくみていきましょう!
もくじ
映画『こどもしょくどう』あらすじ

小学5年生の高野ユウト。ユウトは、食堂を営む両親と妹と、家族4人で幸せな日々を過ごしていました。ユウトは、ぶっきらぼうな性格。ですが、実は心根は優しい少年でした。
一方、ユウトの幼なじみのタカシは、母子家庭という事が原因で、学校の友達からイジメにあっていました。タカシの母親は、タカシに少しのお金を置いて、外出をしていきます、そして、家に戻ってくることもほとんどありませんでした。
そんな育児放棄の家庭だったため、学校のイジメにも母親はなんとかしようとはしなかったのです。そんなタカシをみたユウトの両親はタカシのことを心配し、タカシを自分たちが営む食堂に招待して夕食を振舞っていたのです。
ある時、ユウトとタカシは、河原にいきました。そこで、父親と車の中で生活をしている姉妹、ミチルとヒカルに出会に出会うことになります。

彼女たちをみたユウトは、二人の姉妹を可哀想だと思う感情を抱きます。一方で、タカシは彼女たちを自分と同じだと感じます。そして、少しだけ自分の方がマシだとも感じていました。
可哀想なミチルたちの姿を見たユウトは、強引に実家の食堂へ連れて行きます。
ミチルとヒカルの姿を見たユウトの両親は少し困った表情をしますが、ユウトは彼女たちにご飯を出してあげて欲しいと頼むのでした。
温かいご飯を口にした妹のヒカルは、美味しいと素直に喜びます。なぜなら、久しぶりの温かいご飯だったからです。一方で、姉のミチルは違いました。自分たちが他人から憐れみを受けていると感じていたのです。そして、そのような憐れみをどこか拒絶をしていました。
数日後、ミチルとヒカルの父親は、2人を置いたまま失踪してしまいます。さらにその直後、住まいにしていた車も心無い学生たちに壊されてしまうのでした。
ミチルたちは、いよいよ行き場を失ってしまうのでした。
スポンサーリンク
映画『こどもしょくどう』キャスト紹介
映画『こどもしょくどう』では、ユウトとミチルの二人がW主演となっていますね。
ここでは、主要なキャスト陣についてご紹介してまいります。
藤本哉汰

ドラマや映画ですでに20本以上の作品に出演している子役ですね。
映画だと、広瀬すずと山崎賢人の『四月は君の嘘』にも出演していましたね。
また、大河ドラマも「平清盛」や「おんな城主直虎」などにも出演され、名子役の一員を果たしています。
この映画で、初の主演を演じていますね。
鈴木梨央

この映画でのもう一人の主演をしている子役女優さんですね。
「ひまわりと子犬の7日間」以来、藤本哉汰さんとは映画での共演となっていますね。
タレントとしても、歌手としても活動している、これからが楽しいな役者さんです。
降谷建志

Dragon Ashのボーカルにして、妻はタレントのMEGUMIさん。
Dragon Ashとして活動をする前は、「ゲレンデがとけるほど恋したい。」で俳優業もされていたようですね。2013年のNHK大河ドラマ「八重の桜」では、新撰組三番隊隊長の斎藤一を演じています。
2017年の映画「アリーキャット」で初主演をされています。
常盤貴子

ユウトのお母さん役でこの映画には今回出演されていらっしゃいますね。
話し方やキャラクターからしても、肝っ玉母ちゃんが似合う印象ですが、本作ではどのような演技となっているでしょうか?
吉岡秀隆

北の国からや、Allways三丁目の夕日など、よく名作のヒューマンドラマに起用されていらっしゃいますよね。
今回の作品も、吉岡さんのイメージにぴったりな作風となっている印象です。
映画『こどもしょくどう』の監督・脚本も強者揃い
映画『こどもしょくどう』の監督も脚本も、実は実力派のツワモノです。
そんなにメジャーじゃないのが残念ですが、ぜひこちらでもご紹介をしておきたいと思います。
監督 日向寺太郎

映画「誰がために」や実写化された「火垂るの墓」などを手がけてきてい映画監督です。
ドキュメンタリーなども手がけておられていたり、学校での非常勤講師なども勤められていますね。
社会問題に切り込むような作品が多いですね。
脚本 足立紳
安藤サクラさんを有名にした作品「百円の恋」の脚本を担当している、最近注目の脚本家ですね。
助監督や演出などもこれまでには手がけられてきています。
他にも、「弱虫日記」「14の夜」「乳房に蚊」などの小説も執筆されています。
2019年には、映画『きばいやんせ!私』の脚本・原作でも活躍されていらっしゃいますね。

映画『こどもしょくどう』のみどころ
いかがでしたでしょうか。
今回は、映画『こどもしょくどう』についてご紹介してまいりました。
みどころとしては、以下ですね。
映画『こどもしょくどう』のみどころ
- 子供の救いの願いを大人は受け止められるのか
- 大人が実は最も身勝手ではないのか
- 人を助けることへの線引きがあるのか
あくまでも予告編を見ての見どころや考察ですけど。
しかし、予告編だけでもうるうるときてしまいました。
ぜひ、大人こそ観るべき映画ですね。
それでは、今回はこの辺で。