どもども、映画好きのジョーです。
今回は、映画『告白』についてご紹介してまいります。
この記事でわかることとしては、以下のポイントです。
この記事でわかること
- 映画『告白』あらすじネタバレあり
- 映画『告白』のキャスト紹介
- 映画『告白』のラスト「なんてね」について考察
- 映画『告白』の感想とみどころ
今回は、「映画『告白』ネタバレ感想【ラストのセリフ「なんてね」が怖い】」と題してご紹介してまいります!
それでは、さっそくみていきましょう。
関連記事:映画『告白』のあらすじとフルで動画を無料視聴する動画配信サービスについて解説!
もくじ
映画『告白』ネタバレあらすじ

3月25日の終業式、この物語は担任の教師の森口が生徒に向けて最後の話をするところから始まります。
生徒たちは、配られた牛乳を飲んでいます。そして、思い思いに雑談をしている中、構わず森口は生徒に向けて話をし続けているのでした。そして、次の春にはこの学校にいない、教師を辞めると生徒たちに告げます。そして、命について話し始めます。
森口は、カリスマ教師の桜宮という人物の話を始めました。内容が進むにつれ、生徒は森口の話に耳を傾けるようになります。シングルマザーだった森口は、その理由を、婚約者がHIVに感染したという事実を話します。そして、それがわかった時は自分はすでに妊娠しており、婚約者との結婚はしませんでした。
1人で娘である愛美を育てますが、ある日、愛美は学校のプールで遺体となって発見されます。
そして、犯人は2人いて、その犯人はこのクラスの生徒であると告げるのでした。
森口の婚約者は、カリスマ教師の桜宮でした。そして、その桜宮のHIVに感染した血液を、その犯人2人が先ほど飲んだ牛乳に混入したと言います。そして最後に、「では、みなさん、有意義な春休みを過ごして下さい」といって学校を去るのでした。
春、始業式に、新任の担任、寺田が着任します。寺田も桜宮の本に影響を受けた教師の1人で、そのまま熱血ぶりを発揮する教師です。そして、生徒たちの兄のように接するのでした。
森口の娘を殺害した犯人の1人、下村直樹は学校へきませんでした。直樹は、自分がHIVに感染したと思い込んでおり、潔癖なまでに自分の触れたものを綺麗にするのでした。しかし、自分は風呂にも入らず、髪も伸ばして過ごしています。母親の優子は直樹が心配になりますが、どうにもすることができませんでした。
そして、時折訪れる寺田にも期待していませんでした。悲しみの限界に達した優子は直樹と心中しようと考えます。しかし、直樹は自分を殺そうとした母親を返り討ちにし、殺害してしまうのでした。直樹の精神は崩壊し、児童相談所に収容されるのでした。
もう1人の犯人、渡辺修哉は変わらず学校に通っています。ですが、修哉に対するいじめが起こりました。
いじめを寺田にリークしたと疑われた北村美月も修哉と同様にいじめられます。修哉はいじめの仕返しを始めます。自分の血液を嫌がるクラスメイトの顔につけたり、男子生徒にキスをするなどの行動に出るのでした。クラスメイトたちは、修哉はHIVに感染していると思い込んでおり、恐怖した生徒たちはその後いじめをすることを止めるのでした。

修哉は秀才で、母親は優秀な研究者でした。その才能を受け継いだ修哉は様々なものを生み出します。しかし、母親は自分を見捨て、そして家を出て行きました。母に認められようと修哉はコンテストでも優勝しました。ただ、同じ日の新聞欄には週やの記事よりも同級生が殺人を犯した記事が大々的に掲載され、修哉は逆上します。
もっと目立とうと考えた修哉は、殺人を考えます。そこで、森口の娘を殺すことを考えたのでした。そして、さらに目立とうと考え、学校に爆弾を仕込みます。そして、全校生徒のスピーチの時に、全員を巻き添えにして学校を爆発させようと考えたのです。
その計画を実行に移そうと、スピーチをしたのち、修哉は爆弾のスイッチを押します。しかし爆発は起こりません。その時、修哉の携帯がなりました。森口からです。
森口は修哉の計画を全て知っていました。そして、修哉が学校に仕掛けた爆弾を、修哉の母親である研究室に置いてきたのでした。ボタンを押した時、爆発したのは、学校ではなく、修哉の母親がいる研究室だったのです。そのことを知った修哉は発狂するのでした。
「これからあなたの更生の一歩が始まるのです・・・なんてね」森口はそうって、その場を立ち去るのでした。
映画『告白』を動画でみる方法については以下の記事でご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

関連記事:映画『告白』のあらすじとフルで動画を無料視聴する動画配信サービスについて解説!
スポンサーリンク
映画『告白』作品情報
- 映画『告白』
- 公開日:2010年6月5日
- 出演:松たか子、岡田将生、木村佳乃、橋本愛、西井幸人
- 監督:中島哲也
- 脚本:中島哲也
- 原作:湊かなえ「告白」
- 上映時間:106分
映画『告白』キャスト紹介
森口 悠子役:松たか子

こんなに淡々とした松さんを始めて見ました。子供の死を悲しむ母と、復讐のために静かに行動を起こすこの両面の演じ分けが素晴らしいですね。
最後のセリフには狂気に似た雰囲気がすごく出てました。
松たか子さんご出演映画としては、アナと雪の女王も代表作品ですね。
2019年には最新作『アナと雪の女王2』にも続投されてご出演が決まっています。

ぜひこちらもチェックしてみてください。
松たか子さん出演映画の関連記事
寺田 良輝役:岡田将生

熱血で、バカっぽさが全面に出ていますね。一生懸命に空回りする先生としてうまく演じられていました。
岡田将生さんは映画『銀魂』でも少し変わった役所を演じられていますね。

こちらもぜひチェックしてみてください。
関連記事:映画『銀魂』あらすじネタバレ・キャスト・パロディネタのシーン紹介
下村 優子役:木村佳乃

最後は息子を殺そうとまで精神的に追い込まれるお母さん役が見事でした。森口役でもよかったのではないかとも思いましたが、おそらく、この下村優子という役の方が、見ている側にとっても印象付けられると考えたのでしょうか?
北原 美月役:橋本愛

修哉をかばい、修哉に殺されてしまう役どころでしたね。しかし、本質を見抜いているような、目の演技が印象的な女優さんですね。
渡辺 修哉役:西井幸人

映画はこの告白が初出演ですが、9年後の2019年には、映画『刀剣乱舞』の森蘭丸役でも活躍されてます。
映画『告白』ラストの「なんてね」が妙に怖い
森口の最後のセリフ。
「・・・なんてね」。
この一言、非常に悪意に満ち満ちている印象を与えていますね。
これは、犯人である修哉がよく言っていたセリフです。
人を騙し、人を裏切り、そして、失意へと落とし込むこのセリフ。
復讐を遂げた森口が、最後に修哉にこのセリフをいうことで、失意のそこへ落とし込むセリフ。
色々と考察できるこのセリフですが、やっぱり妙に恐ろしいですね。
スポンサーリンク
映画『告白』感想とみどころ
いかがでしたでしょうか。
今回は、映画『告白』についてご紹介をしてまいりました。
主な登場人物それぞれの視点で構成されているこの作品。
一人一人の心境や思考がより理解できるからこそ、ラストシーンへの盛り上がりが巧妙に設計されている作品です。
みどころとしては、以下ですね。
映画『告白』のみどころ
- 良心の呵責に苛まれる者とそうでない者
- 恐怖に陥り発狂していく登場人物たち
- 望みが途絶えた人間が起こすそれぞれの行動
孤独に耐えつつも、愛する人を思う気持ちはそれぞれの人間にあるということを伝えてくれる、そんな作品ですね。
それでは、今回はこの辺で。
関連記事:映画『告白』のあらすじとフルで動画を無料視聴する動画配信サービスについて解説!