どもども、映画好きのジョーです。
今回は、映画『家族のレシピ』についてご紹介してまいります。
この記事でわかることとしては、以下のポイントです。
この記事でわかること
- 映画『家族のレシピ』あらすじについて
- 映画『家族のレシピ』キャスト・監督の紹介
- 映画『家族のレシピ』の主題歌について
公開は、2019年3月9日。
じっくりと教養も身につけられそうな映画だと思います。
それでは、さっそくみていきましょう!
もくじ
映画『家族のレシピ』あらすじ紹介(ネタバレなし)

ここでは、映画『家族のレシピ』のあらすじについてご紹介してまいります。
(ネタバレはありません)
群馬県高崎市。そこは、のどかな田園地帯でした。そこに、軒のラーメン屋が営まれています。ラーメン店を切り盛りしているのは、和男。そして和男の弟の明男、和男の一人息子の真人だった。ラーメン屋の営業時間が終わると、和男は一人でバーに向かう。息子の真人は、1人で自宅の台所である味を再現しようしていた。そして、黙々と作業をこなす真人。同じ家に住んでいて、同じ厨房にいながらも、和男と真人の間には会話など一切なかったのであった。そして、そのような状態でずっとこの親子は過ごしてきたのである。しかし、そんなある日、父親の和男は突然この世を去ってしまうのであった。
和男の葬式を終えた真人。真人は和男の遺品の整理をしていた。そしてその遺品の中からあるものを発見する。それは、中国語で書かれた日記であった。日記は母のメイリアンが書いたものだった。日記と一緒に、母のメイリアンの弟・ウィーからの手紙も、真人は発見したのであった。
母のメイリアンは、真斗が10歳の時に病死していた。そして、父の和男はそれ以来、母のことについては一切何も話をしなかったのである。真人は母の日記や写真、手紙を持ち、両親が出会ったシンガポールに向かうことを決意するのであった。
真人は、以前からやり取りのあったシンガポール在住のフードライター、美樹と合流する。事情を話し、母の弟であるウィーの居処を突き止めるため、協力を仰ぐのであった。そして、真人の叔父であるウィーが営む食堂を突き止めたのである。
真人は、メニューにあった「バクテー」を一口食べる。その味に、真人は涙するのであった。懐かしい味、自分はこの味を知っているという想いがこみ上げて来たのである。
数十年ぶりに再会した真人は、ウィーに「パクテー」の作り方について教えてもらうのであった。そして、父と母との出会いや、母と祖母の間に何があったのかを教えて欲しいと頼んだ。実は真人は、メイリアンの母である自分の祖母に会ったことがなかったのである。そして、ずっとその理由について疑問を持っていたのであった。
それから程なくして、真人は祖母のマダム・リーを訪れる。そして、衝撃の事実を知らされることになったのである。祖母ははメイリアンと和男の結婚に反対だったこと、真人が生まれた後も交流を絶っていたことなどをマダム・リーから聞かされる。そして、 父と母が叶えられなかった夢を知ることになる。
そして、真人はある一つのことを考える。それは、バラバラになった家族を再びに一つにするためのアイデアだった。
「パクテーとラーメンを融合させる」と。
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映画『家族のレシピ』作品情報&予告編動画
- 映画『家族のレシピ』
- 公開日:2019年3月9日
- 出演:斎藤工、マーク・リー、ジネット・アウ、伊原剛志、別所哲也
- 監督:エリック・クー
- 原題:RAMEN TEH
- 製作:橘豊、フォンチェン・タン、ジュシアン・ハン、山口晋
- 製作国:シンガポール・日本・フランス合作
- 上映時間:89分
- 公式サイト:https://www.ramenteh.com/
映画『家族のレシピ』キャスト・監督
ここでは、映画『家族のレシピ』の主要なキャストや監督についてご紹介してまいります。
真人役:斎藤 工

主人公の真人を演じる斎藤 工さん。
俳優業の傍らで、ご自身も映像制作や監督業をされていらっしゃいますね。初の長編監督作『blank13』では日本人としては初の上海国際映画祭アジア新人賞部門の最優秀監督賞を受賞されています。
また、劇場に行くことが難しい地域に映画を届ける「移動映画館」という活動をするなど、マルチに活躍している俳優さんです。
ちなみに、麻雀放浪記2020にも斎藤さんは出演されていますね。
役柄のギャップがかなり激しいですが、以下も話題作(問題作)なので、ぜひチェックしてみてください!

また、斎藤工さんの出演作品やプロフィールなど、以下の記事でもご紹介していますので、よければご覧ください。

メイリアン役:ジネット・アウ

シンガポール生まれで、2001年以降、多数のテレビドラマに出演し、およそ29の賞を受賞されています。また、2017年にはご自身の短編映画作品で監督・脚本・主演も務めていますね。
エッセイスト、絵本作家としても活動中で、執筆活動はいずれもベストセラーとなっています。
和男役:伊原剛志

日本の映画やドラマに数多く出演されていますよね。
渋い大人の代名詞のイメージが非常に強い。寡黙な役柄から、コミカルな役まで、こちらも幅広く演じられる実力派の俳優さん。時々、海外での作品にも出演されてますね。
伊原剛志さん出演映画の関連記事
美樹役:松田聖子

映画でキャスティングされるのが珍しい印象ですが、歌手としてのご活躍が以前めざましい印象ですね。
だからこそ、どのように今回フードライターとして真人をサポートするのか、注目です。
監督:エリック・クー
シンガポール人で初めて、カンヌ、ヴェネチア、ベルリンの三大国際映画祭で作品が上映された監督。シンガポールの映画界の存在を世界に知らしめた人の1人です。
自分自身でも映画の制作会社などを経営する敏腕経営者・プロデューサーでもありますね。
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映画『家族のレシピ』主題歌はシシド・カフカ
映画『家族のレシピ』の主題歌をシシド・カフカさんが担当されていらっしゃいますね。
歌手・ドラマー・女優・モデルと、こちらもマルチに活躍されている方ですね。ドラムを叩きながら歌うスタイルでも注目を浴びた方ですね。
映画『家族のレシピ』の音楽を手がけたケビン・マシューが作曲、作詞をシシド・カフカさんが担当されています。
映画『家族のレシピ』まとめ:みどころ紹介
いかがでしたでしょうか。
今回は、映画『家族のレシピ』についてご紹介してまいりました。
みどころとしては、以下ですね。
映画『家族のレシピ』みどころ
- シンガポール人が描くシンガポールの食の世界観
- 両親の中に隠された真実
- シンガポールの歴史と日本の歴史、そして現在を生きる人たちへのメッセージ
- パクテーとラーメンは融合するのか?
公開は、2019年3月9日。
ぜひ、ご覧いただきたい作品だと思います。
それでは、今回はこの辺で。